サラサーテ
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サラサーテ(パブロ・デ・サラサーテ 1844年3月10日 - 1908年9月20日)は、スペインの作曲家、バイオリニストである。スペイン、パンプローナ出身。 幼少の頃よりバイオリンを学び、8歳で初めての公演を行う。10歳のときには当時のスペイン女王・イサベル2世の前で演奏を披露した。その後、パリ音楽院で学ぶ。 1860年代にバイオリン奏者としての活動を始め、カミーユ・サン=サーンス、マックス・ブルッフとも親交が深い。また、エドゥアール・ラロ作曲の「スペイン交響曲」等を初めて演奏した人物でもある。 作曲家としては、1878年に作曲したた「ツィゴイネルワイゼン」が有名である。「ツィゴイネル」はドイツ語で「ジプシー」の意味で、「ツィゴイネルワイゼン」は「ジプシーの歌」という意味。日本では、吉本新喜劇で桑原和男のネタのBGMとして使用されたり、フィギュアスケートの羽生結弦選手が使用したことでも知られている。 1908年9月20日、64歳のときに慢性気管支炎のためフランスで死去。