Alexander Scriabin

アレクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャービン(Alexander Scriabin)は 1872年1月6日、モスクワの小貴族(軍人貴族)の家系に生まれたロシアの作曲家、ピアニストである。 フランス語風に Alexandre Scriàbineと綴ることを好んだ人物である。 Alexander Scriabinは、幼児期からピアノを始め、自ら望んで陸軍兵学校に進むが、特別にモスクワ音楽院への通学が認められ、14歳から院長タネーエフに作曲と音楽理論を、ズヴェーレフにピアノを教わった。 自身が卓越したピアニストであったため、自然とピアノ曲を数多く作曲し、「本質的にミニアチュール作家であった」と言われるように、小品のほとんどが3分程度にも満たない。ピアノ曲以外で主要な分野は管弦楽曲(後述)のみで、室内楽曲は数曲、歌曲は1曲、ほかにオペラのスケッチが残された。 また、12の練習曲の中では第12番 嬰ニ短調が特に有名である。

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