テクラ・バダジェフスカ
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テクラ・バダジェフスカ(てくらばだじぇふすか)は、ポーランド出身の作曲家・ピアニストである。 テクラ・バダジェフスカは本格的な音楽教育は受けていなかったが、サロンでのピアノ演奏家として活躍し自ら作曲も行っていた。1856年、18歳あるいは22歳ごろの時に作曲した『乙女の祈り』がパリの音楽ニュース雑誌に掲載され、その名が広く知られるところとなった。『乙女の祈り』は明治時代に、ピアノ教本と共に楽譜が持ちこまれ、日本に伝えられて以来、ピアノ経験者によく知られるのみならず、オルゴール曲の定番として、日本で広く愛されている。余談であるが、台湾では、ゴミ収集車が『乙女の祈り』をゴミの回収時に流す地域が多いため、台湾でも耳馴染みの者は多い。また東海道新幹線では、新横浜駅などの安全柵開閉メロディに『乙女の祈り』を採用している。