吉井和哉はミュージシャン兼シンガーソングライターである。1986年頃アーグ・ポリスのベーシストとして活動した後、1988年にロックバンド、THE YELLOW MONKEYを結成して1992年にメジャーデビューを果たした。当初はライブハウスを中心に音楽活動を展開し、当時では奇抜な化粧（後のヴィジュアル系）をしてツアーでも芝居がかった内容を組み独自の路線をひた走った。その結果、観客動員数は軒並み上がっていったものの、CDの枚数は思うように売れなかった。その後スタッフの要望でチャート向きの楽曲作りを行い、「追憶のマーメイド」「太陽が燃えている」などがヒットしてリリースする楽曲がオリコンチャートに食い込むようになる。5thアルバム「FOUR SEASONS」がオリコン初登場1位を記録、バンドの人気を確実なものとした。2001年にバンド活動を休止、2004年に解散。吉井は2003年にYOSHII LOVINSONとしてソロデビューし、2006年に吉井和哉に名義を変えて現在も音楽活動を続けている。代表曲は「点描のしくみ」「BEAUTIFUL」など。