グノー（シャルル・フランソワ・グノー、1818年6月17日 - 1893年10月18日）は、フランスの作曲家である。パリ生まれ。 ピアニストの母親にピアノを習う。パリ音楽院に入学しオペラ作曲家のフロマンタル・アレヴィに師事。1839年、奨学金付留学制度・ローマ賞で大賞を獲得し、ローマに留学。その後、ウィーン、ベルリンなどを経由して1843年にパリに戻り、サン・トゥスタッシュ教会の聖歌隊楽長兼教会オルガニストに就任した。 1851年、最初のオペラ『Sapho』（サッフォー）を作曲。1859年のオペラ『Faust』（ファウスト）で大成功を収める。 管弦楽曲「操り人形の葬送行進曲」（Marche funebre d'une marionnette）は、映画監督のアルフレッド・ヒッチコックが原作・プロデュースし、自らストーリーテラーと一部作品の監督を手掛けた番組『ヒッチコック劇場』のオープニングテーマに起用されたことで、広く知られることとなった。