リヒャルト・シュトラウス

リヒャルト・シュトラウス(1864年6月11日 - 1949年9月8日)は、ドイツの作曲家・指揮者である。 ドイツの後期ロマン派音楽を代表する作曲家のひとり。 ミュンヘン宮廷歌劇場のホルン奏者であった父親によって幼い頃から音楽教育を受け、早い時期から作曲を行う。 1882年にミュンヘン大学に入学、その後ベルリンに移り、ハンス・フォン・ビューロー(1830年1月8日 - 1894年2月12日)の補助指揮者となる。 1885年にビューローが辞任すると、その後を継いだ。 最初に成功した出世作は、1889年に自身の指揮で初演された交響詩『ドン・ファン』。 その他の交響詩は『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(1895年)、『ツァラトゥストラはこう語った』(1896年)など。 特に『ツァラトゥストラはこう語った』はシュトラウスの死後、1968年にスタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』に使用され有名になった。 1898年に書いた最後の交響詩『英雄の生涯』以降、シュトラウスはオペラへ関心を向けるようになる。 オスカー・ワイルドの戯曲をドイツ語訳に作曲し1905年に初演した『サロメ』は大きな反響を呼び、その後もオペラを多数作曲している。

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