高中正義(たかなかまさよし)は、東京都出身のギタリスト、ミュージシャン、音楽プロデューサーである。 日本のロック界、フュージョン界を代表するギタリストの一人で、彼の楽曲は基本的にはボーカルはいなくギターがメインとなっている。ソロデビュー当初はボーカルもやるつもりでいたが、「先天的に音痴みたいで」という理由で今のスタイルになった。また、「上手いボーカルを入れればいいんだけど、そうすると自分がメインじゃなくなるから嫌なの」とも語っている。 1970年代後半から1980年代初頭にかけて、メーカー特注の「ブルーのヤマハSG-2000」を愛用していたが、当時市販モデルに青系のものが存在していなかったことから、高中正義の代名詞となるとともに高中に憧れる人たちを大きく魅了した。 「Ready To Fly」「BLUE LAGOON」などの名曲を多数発表。独特のフレーズとそのメロディーセンスが徐々に世の中に知れるようになり、CMや音楽番組などで多く取り上げられた。 2000年からは自社レーベルである「Lagoon Records」（ラグーン・レコード）を立ち上げている。