アルフォード（ケネス・アルフォード、1881年2月21日 - 1945年5月15日）は、イギリスの軍楽隊の作曲家である。ロンドン出身。アメリカ合衆国の作曲家、ジョン・フィリップ・スーザが「マーチ王」と呼ばれるのになぞらえ、「イギリスのマーチ王」と呼ばれている。本名はFredrick Joseph Ricketts（フレデリック・ジョゼフ・リケッツ）であり、Kenneth Joseph Alford（ケネス・ジョゼフ・アルフォード）は、長男の名前と、自身のミドルネーム、母親の旧姓を合わせたペンネームである。 1895年、王立アイルランド連隊に楽隊員として入隊。 1914年、自身最大の代表作、行進曲「ボギー大佐」を作曲。同曲は、1957年公開の映画『戦場にかける橋』のテーマ音楽「クワイ河マーチ」の原曲としても知られており、また日本では、運動会などで使用される定番曲としても有名である。 1917年「号砲」（別名：銃声、砲声など）を作曲。同曲は1962年の映画『アラビアのロレンス』にも使用された。 1927年に英国海兵隊の軍楽指揮者に任命。1929年、海軍に転属。1944年、除隊。