美輪明宏（みわあきひろ）は、日本の俳優、シンガーソングライター、タレント、演出家である。1935年5月15日生まれ、長崎県長崎市出身。国立音楽大学附属高校中退。オフィスミワ所属。本名・旧芸名は丸山明宏。愛称は、美輪さん、マルさんなど。 映画で見たボーイソプラノに衝撃を受け、声楽とピアノのレッスンを始める。1951年、15歳の時に国立音楽高等学校（現：国立音楽大学付属高等学校）に進学するため上京。家業の倒産のため高等学校を中退し、銀座のシャンソン喫茶で歌い始める。1957年にフランスのシャンソン『メケ・メケ』を日本語でカバー、艶麗な魅力で注目を集める。1966年、自らが作詞・作曲を手がけた「ヨイトマケの唄」を発売し、大ヒット。その後、交流のあった寺山修司脚本の『毛皮のマリー』や、三島由紀夫脚本の『黒蜥蜴』、『椿姫』など、著名人が手がける舞台やドラマで多数の主演を務め、俳優としても活躍。1993年に『黒蜥蜴』を再演した際には、自ら主演、演出、美術、衣装、選曲を担当した。