喜納昌吉&チャンプルーズ

喜納昌吉&チャンプルーズ(きなしょうきち・アンド・チャンプルーズ)は、音楽家・喜納昌吉を中心に結成されたバンドである。沖縄民謡を元にした音楽は、「りんけんバンド」や「ネーネーズ」などと共に“ウチナー・ポップ”とも呼ばれる。 1967年、「チャンプルーズ」の前身となるバンドを結成。1976年、実の妹らと共に「喜納昌吉&チャンプルーズ」結成。同年に地元沖縄のレコード会社からリリースしたデビュー曲「ハイサイおじさん」は、30万枚の大ヒットとなり、その後中村鋭一がカバーして関西圏でも人気を得る。1977年、アルバム『喜納昌吉とチャンプルーズ』で東京デビュー。 1980年、2ndアルバム『BLOOD LINE』をリリース。収録曲の「花~すべての人の心に花を~」は、1987年にタイで8週連続1位を記録する大ヒットとなり、1991年に同曲でNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。また、1995年には石嶺聡子によってカバーされて再注目を集めのをはじめ、タイ、台湾、ベトナム、アルゼンチンなど世界60ヶ国以上で多数のアーティストによってカバーされている。トータルセールスは全世界で3000万枚を超え、沖縄を代表する楽曲となった。

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