Something ELse （サムシングエルス）は、1994年から2006年の間活動していたアコースティックスタイルを基調とする日本のバンドである。メンバーは、大久保伸隆（ボーカル、ギター）、藤大介（ボーカル、ギター）、今井千尋（ボーカル、ベース、キーボード）。ストリートミュージシャン出身。東芝EMIに所属していた。彼らが行うストリートライブでは200人以上が集まり、地元紙にも取り上げられた。その後ライブハウスで歌っていたときに音楽関係者の目に留まったことがデビューのきっかけになる。1996年にデビューシングル「悲しきノンフィクション」でオリコン最高位137位。それ以降伸び悩みが続く中、1998年日本テレビの番組「電波少年」の企画に出演。「そのシングルがオリコン初登場20位以内に入らなければバンド解散・音楽業界以外の職種に転職」という条件で「ラストチャンス」をリリースし、初登場2位を記録、翌週には1位に輝いた。さらに同年「輝く!日本レコード大賞」で「ラストチャンス」が優秀作品賞を受賞。紅白歌合戦にも出場した。またこの年の「日本ゴールドディスク大賞」において、ソング・オブ・ザ・イヤーも受賞している。それから2006年に解散を発表。『FINAL TOUR「LAST LIVE」』を敢行し、デビュー10周年を控えた翌日にバンド活動に終止符を打った。現在、大久保伸隆はソロ活動中。伊藤大介と今井千尋はプロデュースユニット「ranai」を結成している。