Arthur Pryor
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Arthur Pryor(アーサー・プライヤー、1870年9月22日 - 1942年6月18日)は、アメリカ合衆国のトロンボーン奏者である。 自らバンドを結成しバンドリーダーを務めていた父親の指導の元、小さいころより音楽を学び、11歳の時にトロンボーンの演奏を始めた。1892年、22歳の時に"マーチ王"ことJohn Philip Sousa(ジョン・フィリップ・スーザ)率いるSousa Band(スーザ・バンド)に加入。ソロのトロンボーン奏者として活躍した。1902年の父親の死をきっかけにSousa Bandを退団、父親のバンドを再編成し、1903年にニューヨークのマジェスティック劇場でデビューを果たす。 生涯で100曲を越えるマーチ(行進曲)を作曲しており、またスコットランドの民謡「Bluebells of Scotland(スコットランドの釣鐘草)」をはじめ、トロンボーンのための編曲作品も数多く残している。作曲した主な作品は「The Whistler and His Dog」、「On Jersey Shore」、「Queen Titania」など。特に「The Whistler and His Dog」は最も有名で、「口笛吹きと犬」という邦題で知られる。